腰痛にも多くの種類があります、
筋膜性腰痛やぎっくり腰・椎間板性ヘルニア・脊柱管狭窄症など痛みや症状はそれぞれ違います。
- 筋膜性腰痛は長時間同じ姿勢や疲労の蓄積により起こりやすいです。
- ぎっくり腰は重いものを持ち上げた瞬間や急に体を動かした瞬間に起こりやすいです。
- 椎間板ヘルニアは椎間板から線維輪が飛び出し神経を圧迫し腰から下肢にかけてしびれが起こります。
- 脊柱管狭窄症は加齢に伴い脊柱管が細くなり神経が圧迫され下肢にしびれがでてきます。
東洋医学からみる腰痛
東洋医学では腰痛は腎と関係があります。
ここでお話しする腎は腎臓とは異なります。
腎虚とは加齢や体質の変化(虚弱)や疲労の蓄積から起こり、
足腰の重だるさ、耳鳴り・物忘れ・難聴・むくみなどを感じます。
気滞血瘀とはストレスや運動不足が原因で「気・血」の流れが悪くなり刺すような痛みを感じます。
寒湿とは寒邪(冷え)湿邪(湿気)が経絡の流れに影響を与え、腰痛を起こします。
冷えるような痛や下肢のむくみなどが起こります。
湿熱とは湿邪(湿気)熱邪(湿熱)が経絡の流れに影響を与え、腰痛を起こします。
筋肉が弛緩するように痛み、動かすと痛みが軽減されます。
腰痛は原因や症状も異なります。
腰痛の鍼灸治療は経絡を疎通させ「気・血」の流れを整えることで痛みを改善していきます。
経穴の種類は
腎兪・志室・大腸兪・腰眼・委中など症状に合う経穴を取穴し治療していきます。